おまじないの解けた世界で飲むアイスコーヒーは少し苦い。

今日は午前中休みにしていたので、11時ぐらいに起きてすぐ喫茶店に行った。眩暈になった原因がどう考えてもコーヒーだったので、卒業ライブまでは我慢していたのだけど、ライブも終わったのでめちゃくちゃ久しぶりに冷コーをしばいた。本当は昨日も終わった後飲みに行ったりしたかったんだけど、また眩暈なったらやだなと思って電車で家に帰ってきた。行けなかったけど、みんなが一緒に飲みに行こうって誘ってくれてすごいうれしかった。本当にこうやって誘ってもらえること自体、1年前、いや半年前ぐらいでも考えられなかった。一緒に行きましょうって言われて「帰ります」って言ったら、子犬のような目で見られたので笑ってしまった。

 

オタクやっててよかったなって思うことなんて数えきれないぐらいあるけど(よくなかったことは婚期が遅れたこと)、やっぱり友達がたくさんできるのが本当に最高だなと思う。現場に行ったら誰か友達がいるっていう状況が本当に好き。自分から積極的に話しかけられるタイプではないので、じゅじゅの現場でもずっと一人でいることのほうが多かった。それでも話しかけてくれる人がいて、気が付いたら現場で毎回話せる友達ができてたし、家に呼ぶぐらい仲良くなれたのは信じられないし、本当にいつも仲良くしてくれてる皆さんには感謝しかない。これからも仲良くしてください。

 

じゅじゅが活動休止することになって、いろんなオタクが自分のこれまでを振り返っていたのだけど、その時に結構「最初はぼっちだった」みたいなのを書いてる人が多くて、あの人にもそんな時代があったのか…みたいな気持ちになった。当たり前なんだけど。そんなことを考えてたら、昨日初めて話した子にとって自分が「じゅじゅのオタクで初めてTwitterでつながったオタク」になるということがあって、なんかすごい不思議な感じがしたしうれしかった。そしたらその子がゆらねちゃんにそのことを話してて笑った。

 

結局最後まで卒業の実感があまりないというか、自分の中で卒業が大きい出来事として捉えられないまま終わってしまった、という感じがする。理由はおそらく2つあって、ひとつは自分がじゅじゅに通った期間が相対的に短かったから。2019年の10月から通い始めたから2年半ぐらいだけど、丸一年現場に行ってない期間があったから、ずっと新規のままという感じだった。もちろん自分のあとに通い始めた人もいるんだけど、自分は物事を相対でしか考えられないので、やっぱり自分より長く通ってる人が周りにいると自分は新規のオタクだなと思う。別にだから引け目を感じるとかそういう悲観的な話ではなく、事実としてフラットにそうだったなというのがあった。もっとゆらねちゃんに早く出会えたらよかったなと思わなくもないけど、それは橋本奈々未さんが言うところの「人間は必要な時に必要な人に出会うので、その時に出会えたことに意味がある」というやつなんだと思う。

 

もうひとつの理由は、もちろんじゅじゅもめちゃくちゃ好きだったけど、それよりも圧倒的にゆらねちゃんという一人の女の子が好きなので、彼女がどこに所属していても自分にとってそれはあまり大きな問題がないということなんだと思う。ほかのメンバーみたいにこれからどうなるかわからない状況だったら少し違っただろうけど、発表された瞬間からこれからも何も変わらないだろうなと言うのがずっとあった。卒業発表がローモバに参加することが発表された直後だったっていうのが自分にとってはめちゃくちゃ大きくて、あれが「これからもきっと変わらない」の拠り所みたいになってた気がする。卒業が発表された時から、自分と周りのオタクとの間に温度差がめちゃくちゃあるなと思ってて、どうしたもんかなと思ってたんだけど、結局そんな感じのままラストライブも終わってしまった。

 

そんな感じなので、ゆらねちゃんにも卒業したらどうするのとか、次はいつ会えるんですかとか、そういう未来のことばっかり話してたので、ゆらねちゃんからも過去というかこれまでのことについて話されることもほとんどなかった。昨日でさえそうで、スーツいいねとか、なんでネイルその色なのとか、次会うまで時間空くと思ってめちゃくちゃ大量にプレゼントのお菓子買ったらすぐ会えるから笑ったとか、ゆらねさん明日から生きていけるんですかとか、そんな話をした。あと4月1日のイベントはなつきの身体にも優しいと思うって言われて、あんまり体調悪い話とか直接はしてなかったけど(インターネットではめちゃくちゃしてますが)、すごい優しさを感じて好きとなった。

 

万が一アイドルじゃなくなったらよろしくお願いします、万が一、みたいなこと言ったら、ゆらね30ぐらいまでアイドルがんばりたいかな~みたいなこと言われて、そしたらその時僕45なんだけど!っていう話をした結果がこれ。

 

 

しんどい。

 

ゆらねちゃんの最後の挨拶がすごいよかったので、その話は結構した。卒業発表した時にゆらねちゃんだけコメントが簡潔に見えたみたいなのがあったようななかったようなだったので、最後は絶対に本当の気持ちを素直に言ってくれたらいいなと思ってたんだけど、本当にその通りで本当によかった(本当にばかり言ってしまう)。ストーリーでも「ほんとはこういうこと言わないほうがいいんだろうけど」みたいなことを書いてたけど、自分が聞きたいのはそういうところだった。話すこと事前に考えたりしなくて、その場で思ったことを話したらしいんだけど、それがよかったんだろうなと思う。めちゃくちゃよかったって言ったら「自分では覚えてないけど」って言われたから、今ここで覚えてるところ全部言おうか?って言ったら「マジでやめて」と言われた。本当はアーカイブ見てここに全文書き起こしたい(マジで嫌がられそう)。

 

なんかエモいこと書こうと思って書き始めたし、タイトルもイキったやつを考えたんだけど、結局いつも通りになってしまった。そして書いてたらゆらねちゃんのことしか好きじゃなくてじゅじゅのことはどうでもいい血も涙もない人間のブログみたいになってる気がして悲しい。そんなことないです。うまく言葉で言い表せないので、最後に喫茶店行った帰りに撮った近所の桜を載せます。

 

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呪いをコンセプトにしたアイドルの卒業ライブの日に桜が満開になったのは、あまりに美しすぎて、そのことを考えただけですこし泣きそうになってしまう。

メニエール病になった。

ほんとは今頃ねう生誕に行ってるはずだったんだけど、体調があまり良くないので泣きながら家でブログを書いています。もうライブそんなに多くないし、ちょっと無理してでも行こうかなと思って最近は耳栓とかしてライブ行ってたんだけど、サマランのライブの爆音が想定外でマジで無理だった。てか耳の病気になってから思うけど、アイドルのライブはマジで音が大きすぎる。このまえのロフトのエクストロメとか、まだ眩暈になる前だったけど、めちゃくちゃ気分悪くなったし、同じこと言ってる人もいっぱいいた。とりあえず爆音出しとけばオタクが喜ぶみたいな勘違いをしている気がして、普通に難聴になる人とか出てくると思う。

 

そんなわけで(どんなわけで)、メニエール病になりました。病気になった時はマジでブログ書いといたほうがいいのでずっと書きたかったんだけど、いろいろ忙しくてなかなか書けなかった。今日はちょうどいいので書きます。ちなみに前眩暈になった時に別のブログに書いてたやつを発掘したので転載しておいた。

 

seventeen.hatenadiary.org

 

2月28日、朝起きたら、世界がぐるぐる回っていた。最近は現場と仕事と副業的なやつで、どう考えても無理してる自覚があったんだけど、自分が眩暈になる人間であることなんてすっかり忘れていた。原因はどう考えても前日の23時ぐらいにどうしても飲みたくなって飲んだコンビニとかで売ってるスタバのカフェラテだと思う。その後ゆらねちゃんに朝の3時ぐらいまでDM送って、まあ5時間ぐらい寝たら大丈夫やろと思ってたら、大丈夫じゃなかったらしい。

 

最初は午前中だけ休んで午後は仕事しようかと思ってたんだけど、さすがに病院行ったほうがいいのではと思って、午後耳鼻科に行った。引っ越してから耳鼻科行ったことなかったから近所で良さそうなところを探したんだけど、どうやら結果的には当たりの耳鼻科を引いたぽい。本当にいろんな病気になっていろんな病院に行くので、無駄に良い病院を見分けるスキルみたいなものが身についてきた。

 

耳鼻科行く前は、まあ前も特に再発することなかったし、薬もらって終わりかなとか呑気に考えてたんだけど、診察受けたら「メニエール病の疑いがあります」とのことだった。マジで想定外なので、「あー」みたいな変なリアクションをした気がする。名前はよく聞く病名だったけど、耳の病気だとは知らなかった。なんか芸能人がよくなるイメージがあったから、自律神経失調症的なものかと思ってた。まあ、結構似たようなものなのかもしれないけど。ハロヲタなのでメニエール病と聞いて真っ先に加護亜依さんを思い出したんだけど、調べたらどっちかわからんらしい。

 

メニエール病を告白した加護亜依、実は疲労だった | ORICON NEWS

 

原因はストレスとか過労とか睡眠不足で、説明されてその通りすぎて笑ってしまった。メニエール病は聴力がある部分だけ落ちるらしく、聴力検査の結果がぴったり当てはまってたから、メニエール病の可能性が高いということだった。このあたりの説明がめちゃくちゃ納得感があったので、この先生は信頼できるなと思った。そしてその時に前も同じ症状になったことあるって話したら、その時からメニエール病だったかもしれませんね、みたいなこと言われて、マジかとなった。そこでさっき張り付けた当時のブログに戻るんですけど、「女医が若くて不安だった」って書いてたんだけど、マジでその通り過ぎてやばい。こんなところでフラグ回収せんでええんよ。本当に病院はちゃんと選んだほうがいい。

 

その日は薬もらって帰って、一週間メニエール病の薬を飲んで様子を見ることになった。その薬がめちゃくちゃ苦くてまずいらしくて、病院でも薬局でもめちゃくちゃ脅されたし、Twitterで検索してもひどい言われようだったんだけど、なぜか自分は全然大丈夫で、「ぶどうゼリーみたいな味やな」という程度のレベルだったので、意味のわからんところで不幸中の幸いみたいな状態になった。

 

結局その後は、水曜日ぐらいに一回眩暈起こっただけで、今のところ症状は出てないです。でもまた眩暈起きたらどうしようと思って生きてるのがまたストレスになってるので、それが原因で体調悪いみたいなのもある気がする。撮影会がほんと不安だったけど、無事に帰ってこれて本当によかった。ライブの音は地獄だったけど。

 

今日のねう生誕終わったらあとはラストライブだけだから、今日まで行こうかなと思ってたけど、昨日結構しっかりゆらねちゃんと話せたから、家で大人しくしていることにした。なんか最近オタクと話してても聞き取れなくて聞き返すこと多いし(気のせいかもしれないけど)、昨日も帰りは山手線逆乗るし、生命の危機を感じた。ライブも楽しみにしてたけど、どうせ耳栓しないとダメだろうし、そもそも大きい音するところに行かないほうがいいと思うし。動画上がるらしいからそれで我慢します。

 

ラストライブまでには元気になってるといいなあ。あと早く冷コーしばきたい。

こんにちは、はじめまして。

ゆらねちゃんにブログ書いてよって言われてLOVEが爆発したので帰りの電車で爆速で日記を書き始めています。ブログの存在忘れてるでしょって言われてマジでその通りで完全に忘れてたし私の毎日はラブコメってマジで何なんだ。どうかしてる。

 

asiaでライブ。仕事し過ぎて顔が濡れたアンパンマンぐらい力が出なかった(3ふぁぼのツイート)のでタクった。前iPhoneタクシーに忘れたからasiaは鬼門ってツイートしたら「タクシーできたの?今日は忘れなかった?」って言われてはあすきとなった。でもその時に昔付き合ってた人にガラケーのストラップ(まあまあ高い)をもらってつけたら爆速で携帯なくしたといういらん話をしてしまったので反省ノートです。あと話の流れで女は寝起きの顔がいちばんかわいいみたいなことを言ったのも完全にアウトで本当に反省ノートです。ちなみにゆらねさんは風呂上がりがいちばんかわいいらしい。なるほどですね。

 

ギリギリについたから後ろの方で比較的大人しく見てたんだけど、asiaは音がいいしセトリも良くて最高だった。着信やっぱりめちゃくちゃ好きだ。昨日みおりちゃんと練習したのは着信なんじゃないかと思った。練習した後はレア曲をやる確率が高いというのを着信見て思い出した。35席も落ち着いて見たの久しぶりな気がしたんだけど、サビのあたりで本当にいい曲だなって半泣きになってたら、ねうちゃんの早く来てよで泣いてしまった。そして最後の八月の雪のねうちゃんでめちゃくちゃ泣いてしまった。ハロプロ育ちの生歌原理主義者なので、ねうちゃんがこのタイミングで生歌になったことについてずっと考えている。

 

ゆらねちゃんが好きなものは全部見たいので最近は電王を見てるんだけど、八月の雪の歌詞が記憶喪失のお姉ちゃんみたいだなと思った。桜井侑斗に「はじめまして〜こんにちは〜」とか言いそうだし。てか言ってたかも。まあ歌詞もふわっとしか聞き取れてないのですが。八月の雪ほんとに好きだから早く歌詞欲しい。きょう最後の曲が八月の雪だったのは本当によかった。ねうちゃんがMCで話し始めるまでの空白の時間が永遠に続くかと思った。

 

今日は比較的話す時間があったので、チョコレートの話とか銀杏の話とかカラオケの話とかゆらねさんの顔の調子(いつもかわいい)の話とかうちのマンションにきてみんながドン引きしてた話とかいろんな話をした。猫に引っ掻かれたのって話をしてくれて(そういうのがいちばんうれしい)、そういう時怒るの?って聞いたら「情に訴えかける」って言ってて笑った。ぴえんじゃん(🥺←これの正式名称は"訴えかける顔")。

 

最近毎回ゆらねちゃんと何を食べるかと言う話をしてるのですが、食べるものを決めるのが本当にめんどくさいという話をしたら、明日の昼はスープカレーにしたらと言われたので、帰ってから爆速でスープカレーを注文した。ココイチスープカレーめちゃくちゃおいしいのでおすすめです。

 

好きな人と同じものを見て、好きな人と同じものを食べて生きていきたい。

引っ越しました。

今日は12月10日でいま新居でガスの開栓を待っているのですが、引っ越し前で新居に何もなく、完全なる虚無になっているので日記を書きます。

 

何年ぶりかの引っ越しをすることにした。上京して最初に住んだところは8年住んで、今住んでいるところは7年住んだので、1年ずつ短くなるとしたら、これから住むところは6年住むのかもしれない。

 

上京して最初の家は、当時付き合っていた人が横浜に住んでいた(遠距離恋愛だった)ので、横浜と会社のちょうど真ん中ぐらいに住むことに決めた。その次も当時付き合ってた人が住んでいたところと、会社のどちらにも通いやすいところに決めた。なので付き合ってる人がいない状態で家を決めるのは人生で初めてなのだけれど、渋谷に30分ぐらいで行けるところ(厳密にはWOMBまでの時間で調べてた)で探したので、結局は今回も好きな女(ゆらねさんのことです)に会うことをいちばんの条件にして住む場所を決めた。

 

と、ここまで書いたところで東京ガスから電話がきた。

 

ので、続きを引っ越し当日の12日に書いています。一通り終わってあとは新しく買ったベッド(Francfranc)がくるのを待ってる状態。

 

先にこれまでは引っ越しのとき付き合ってる人がいた的な話をすると、新居に初めて一緒にきて「わーすごい!」とか「新婚みたい()」みたいなやつがないのでなんかすごくつまらないです。なのでみんな遊びにきてください。

 

で、引っ越す前の話に戻ると、別に今回は更新が近かったわけでもなかったし、なんかいい物件あったら引っ越すか〜ぐらいの感じだった。仕事がリモートになったのと、年収が上がったので、もっと日々を快適に暮らしたい、みたいな。そんな感じでふわっと家を探してたから、やっぱり「ここに決めます!」みたいなのって、そんなにすぐ見つからないわけ。マンションだと5つぐらい見て部屋だと10は見たと思うんだけど、この部屋だったら今のままでいいか、みたいなのばっかだった。

 

ところがですよ。決めた部屋は内見してすぐに「ここに決めます」ってなったのよね。広さとか設備とか家賃とかあらゆる条件をクリアしてて、最終的には窓から外の景色見た瞬間にああもうここにします、と思った。この前この話をしたら「ビビビってきたんですか?」って言われたんだけど、ほんとうにビビビってきたんですよね(歳がばれる)。でも前の家決めた時も部屋ちょっと見た瞬間に即決して、今回部屋探してた時も不動産屋に「決める時は即決だと思います」って言ってたんだけど、やっぱり即決だった。

 

それでまた根がNANAなんで運命の話をしますけど、こういう運命的なことってほんとにあるんだなってすごい思った。家を決めるってまあまあ大きな選択だと思うんだけど、1ミリの迷いもなく完全に自分にとって最高の選択だと思えるものに出会えるんだなっていう。

 

で、これ家探しだけじゃなくて、転職もそうだったなと思って。まあ前の会社の時はさすがに不安だったけど(そしてその通り地獄だった)、今の会社はほんと何となく良さそうだなと思って入ったら、ほんとに最高だった。それが今回家決めた感じと似てる。

 

そして家、職ときたら、結婚相手も同じなのでは?と思うわけ。まさにビビビ婚ですよ(歳がバレる)。結婚しようかどうしようかってなった時に、ほんとにする時は絶対この人ってなるのかもしれんなと。昔会社の先輩に「〇〇さんは結婚しないんすか?」って聞いたら、「そんな無理してするもんちゃうやろ」みたいなこと言われて、そん時はちょっと何言ってるかわかんないっすねって感じだったけど、今ならなんとなくわかるかもしれない。

 

と、この辺りでベッドの配送もきて今まさに組み立てていただいております。

 

一昨日この家きたとき頭めちゃくちゃ痛くて、ああこれは高層階の気圧のあれでダメかもしれんと思って長く住めないかもと思ったけど、今日は大丈夫そうだから大丈夫なのかもしれない。あといきなり地震きたらしいけどそれも気付かなかったので大丈夫なのかもしれない。

 

家賃も高いしこれまで住んだことない感じだからどれぐらい続くかわかりませんが、みなさんぜひ遊びにきてください。

 

 

 

9月5日と9月8日。

■9月5日(日)

撮影会。おたくやっててこんなにしあわせなことあるんかというか、人間生きててこんなにしあわせなことあるんかというぐらいの幸福感があった。帰りに東銀座のタリーズで冷コーをしばいたんだけど、急に幸福感が込み上げてきて、加山雄三で言うところの「しあわせだなあ」という感じだった。なんならちょっと声出た。

 

よく考えたらゆらねちゃんと一日一緒にいたのも初めてだったし(動画でも一日一緒にいてって言ってくれてうれしかった)、ゆらねちゃんのおたくたちとずっと一緒にいたのも初めてだったし、途中からゾノさんもきて、とにかくめちゃくちゃ楽しかった。そしてずっと雨予報だった天気も、一瞬ちょっと雨降っただけで、傘をさす必要もないぐらいだった。雨男の自分からすると本当に信じられないんだけど、神様に選ばれたアイドルという人間があれだけ集まると、こう言うことも起こるのかと思った。

 

ゆらねちゃんのことを好きになってから今まででいちばんしあわせな一日だった。好きになった女の子がゆらねちゃんでよかった。

 

■9月8日(水)

おたく的にはとにかく撮影会の日を無事迎えられるかどうか不安だったんだけど、おたく以外ではそのあとに健康診断とか仕事でやんなきゃいけないこととか、いろいろ心が休まらないイベントがいくつか入っていた。その最後が、この日の夕方のワクチン接種だった。

 

この日の朝、会社でまあまあ大きい発表があって、ちょっとした祭りみたいな感じになっていた。撮影会終わってからずっとふわふわした感じだったのと、まだ撮影会の筋肉痛でまともに歩けなかったのと、朝の発表が衝撃的過ぎてぼーっとしてたのと、とにかくいろいろなことが重なって、お昼ご飯を買いに行った時に、濡れた地面で滑って左足をめちゃくちゃ挫いた。小学生の時も高校生の時も似たような感じで足を挫いて、足の骨にヒビが入ったことがあったので、この感じは完全に20年ぶりぐらいにやってしまった、と思った。

 

よりによってワクチン打つ直前に足を挫くって、なんなんだこの人生わ、となったけど、撮影会でここ最近のあらゆる運を使い果たした気がしていたので、その分の揺り戻しがきたのだろうと妙な納得感があった。

 

とりあえず歩けないしワクチンどうしようかと思ったけど、行ってから考えようと思って、足を引き摺りながらタクシーで会場まで行った。事前の問診で話してやめた方がいいって言わらたらやめようと思ってたけど、まあワクチンを打つのをやめるほどでもないですねと言われて、ひとまず安心してワクチンを打った。

 

ワクチン打った後は、そのままタクシーで病院に行った。レントゲン撮ったら骨は大丈夫だった。湿布貼ったら治るみたいなこと言われたけど、マジで歩けないしほんとに治んのかよという感じだった。

 

次の日は左足の捻挫と、左腕のワクチンの痛みと、副反応の微熱で、マジで満身創痍という感じだった。でも朝からめちゃくちゃ仕事をした。

 

結局今日(12日)まで治ってなくて、昨日行く予定だった花やしき(かげきしょうじょ)も行けなかったし、今日のバンドセットも行けなかった。でもさっき熱測ったら微熱あったから、まだ家で大人しくしてたほうが良かったのかもしれない。

 

取り急ぎ今は10月10日のじゅじゅの日の直前にワクチン2回目を打つことになっているので、また行けないのではと心配しています。

 

 

 

 

8月29日。

今日ゆらねちゃんに最近ブログ書いてくれないと言われてLOVEが爆発したのでブログを書きます。

 

なんで書いてないんだろうね~~~みたいなぬるっとした返事をしたのですが、たぶん撮影会がマジで自分の中で大事(おおごと)過ぎて情緒が安定しないからな気がする。先週の土曜の浴衣も日曜もライブも果たしてこれは行って大丈夫なやつなのかとずっと悩んでたし、今日もぎりぎりまで行くのやめようかなとか思ったり思わなかったりした。現場に着いてもswarm打たなかったりするのは、なんとなく後ろめたい気持ちがあるからなのだろう。結局ライブ始まったらツイートするし帰ってきたらチェキもあげるんだけどね。あとそれなりのポジションでそれなりのお給料をいただいているビジネスパーソン()なので、これでコロナ罹ったら信頼されなくなるだろうな、とか。でもまあ結局先のことはどうなるかもわからんし、アットジャム辞退のこともあって撮影会も絶対開催されるという保証はないなという考えに至り、来週の撮影会よりも今日のゆらね(名言)の精神で行くことにした。「明日死ぬかのように生きよ。 永遠に生きるかのように学べ」ってガンジーが言ってるし、「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか? 」ってスティーブ・ジョブズが言ってますからね。今日が人生最後の日だったらゆらねちゃんに会いに行くよ僕は。

 

最近のライブは足を捻挫したみおりが座っているので、できる曲が限られているのだけれど、そこにMelianと新曲2曲が入ってるから自分的にはめちゃくちゃ良いセトリになっててお得感がすごい。今日はアンシェントも入っててよかった。idollでゆらねちゃんがみおりのおすわりに対応しきれてなくてわたわたしてるのが毎回可愛い。この前それがすごい可愛かったって言ったら、この後反省会って言ってて真面目かって笑ったんだけど(笑い事ではない)、そういう普段と違うことをしてちょっと上手くいかなかったりするのも、やっぱりおたくとしては嬉しいと思ってしまう。もちろん反省する真面目なところも好きなのですが。セレネは後ろの壁が馬鹿でかいビジョンになってて、VJみたいな映像がずっと流れてるんだけど、最初のほう冗談みたいな映像が流れてて笑った。呪いがコンセプトのアイドルグループなので、めちゃくちゃわかりやすく呪いっぽい映像が流れていた。でもその後イデアで流れてた映像はめちゃくちゃ曲にあってて、すごいよかった。

 

特典会の場所に移動したら、前に同じ場所でゆらねちゃんと話した記憶が蘇ってきてうおおとなった。暗記の世界大会みたいなやつで優勝した女の子が、記憶は場所に紐づけて覚えるのがいちばん覚えやすいみたいなことテレビで言ってたんだけど、なるほどこういうことなのかとなった。その時話したことをめちゃくちゃ覚えてるというか、その時話したことがいちばん今の自分に影響を与えている気がする。

 

チェキで久しぶりにめちゃくちゃ喋ったのでいろんな話をした。最近何してるのとか最近食べたものとか最近見たアニメとか最近見たテレビとかワンマンの話とか髪の毛とかネイルの話とか。あとワクチンの話とか河野大臣の話とかをした(社会派)。今日はメイクがいつもと違って瞼がキラキラしてたんだけど、めっちゃかわいいって言ったら、今日はひとりでプリキュアになろうと思って、って言われてマジで可愛すぎたし、ふたりはプリキュアなのにひとりでプリキュアなのが本当にLOVE過ぎた。マジでそう言うところが好き。撮影会で着る水着は何部のやつがえっちだみたいな話をして、でも僕は2部の普通の水着が好きだと思うんだよねみたいなことを言ったら、「ゆらねがデートとかで着そうなやつはそれ」って言われて本当にそれとなった。あと僕が見てたテレビをゆらねも見てたって教えてくれるんだけど、同じテレビを見てるのは同棲とカウントしていいことになっているので(なってない)早く一緒に暮らしたいです。

 

座ってピンでチェキ撮ってもらおうとして、僕がちょっと離れたとこにいて、スタッフさんが準備してる間に時間があったんだけど、突然ゆらねちゃんが手を振ってきたので、完全に人が恋に落ちる瞬間の顔になった(5000兆回目)。

 

撮ったチェキ全部ポケットに入れてて、電車でポケットから出して数えたら25枚()あったんだけど、チェキケースにも入らないのでそのまま握りしめて帰りました。次会う時はいよいよ撮影会なのですが、無事行けることを祈るしかない。ゆらねちゃんに可愛く撮れるようにがんばってねと言われたので、可愛く撮れるように勉強しようと思います(真面目か)。

8月15日。

『38歳、男性、独身』を読んだ。

 Amazonで注文したんだけど、ツイートがバズったからなのか何なのかAmazonの発送が遅れていたので、本屋で買ってAmazonをキャンセルした。いやどんだけ早く読みたいねん。本屋の端末で検索して見つけたんだけど、いつもメンタルがおしまいになった時に見てる棚のあたりにあったので、本当に偶然出会わなくてよかったと思った。運命に打たれて取り返しのつかないことになってるところだった。

 

本を開いてまず著者のプロフィールを確認したら、同い年でしかも誕生日が誤差一週間以内だったので本当に震えた。自分とほぼ同時に生まれて、同じ性別で、同じように独身。そんな人が主に自分の人生について書いた本を読むというのは、今まで経験したことがない不思議な体験だった。

 

まず驚いたのは、触れているコンテンツが似ていることだった。例えば、『365日のシンプルライフ』というドキュメンタリー。

www.youtube.com

彼女に振られた男が、自分の持ち物をぜんぶ倉庫に預けて、1日ひとつずつ取り出すという話なんだけど、このドキュメンタリーを見て、物を捨てはじめ、ミニマリストになりかけた、というエピソードが書いてあった。これがまさに自分もそうで、『365日のシンプルライフ』をたまたまテレビで見て、めちゃくちゃよかったのでDVDまで買った。その後ミニマリストまではいかなかったけど、やはり同じようにめちゃくちゃ断捨離した。決してメジャーな作品ではないと思うんだけど、マジで自分と同じことをしていたので噓でしょ、と思った。

 

そしてもう一つは、オードリー若林の文庫本『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』の話。自分もこの本にはかなり影響を受けて、その後にオードリー若林ブームが起こったぐらいなので、さすがにこのタイトルを見た時にはちょっと気持ちの整理が必要だったので、一旦本を閉じて気持ちを落ち着かせた。おいおいマジかよ、と思いつつ、さらにその後を読んだら、「なんで結婚したいのか?」の答えをその本に見つけた、みたいなことが書いてあったんだけど、マジで自分もその本を読んだ後インスタのストーリーに「なんで若林が急に結婚したのかわからなかったけど、それがわかったのでよかった」みたいなことを書いたので、本当にこんなことあるのかよというレベルで衝撃だった。ちなみにその答えは「結婚がしたいわけじゃなくて、誰かと共同生活をしたかった」なんだけど、僕はゆらねちゃんと共同生活がしたいです。

 

この本自体が、著者の生活や考えていることを公開することで、同じ世代の同じ悩みを持つ人に「あなたは一人じゃないんだよ」みたいなことを伝える目的で書かれたと思うんだけど、いくらなんでも共通項が多過ぎて、マジで自分みたいな人生は同世代のある特有のカテゴリーに所属している人間にとってはテンプレみたいなものなんだなと思った。それこそ若林とかは自分よりちょっとだけ年上で、ロールモデルみたいに考えてたんだけど、きっとこの本の著者もそうで、生き方のヒントみたいなものを若林の本から得ようとしてたんだと思う。この前ちょっと読んだ光浦さんのエッセイとかも含めて、今まで読んできたエッセイとかは言っても年上が多かったから、どこか自分とは違う世界の人だという気持ちで読んでたけど、同世代というかほぼ同時に生まれた人間の書いたエッセイを読むとここまで共感性が高いのかというのは本当に驚きだった。

 

とはいいつつも、ここは自分とは違うなというのがいくつかあったので、そこについて書きます。

 

ひとつは、友達のこと。「大人になったら友達ができない」って書いてあって、これは本当によく聞くし、若林の本にも同じことが書いてあった。そしてこの言説を聞くたびに思うんだけど、オタクはマジで大人になってから友達ができる。オタクやっててよかったことなんて死ぬほどあるけど、その中でも友達ができるっていうのはかなり上位だと思う。自分はこれまで何度か通う現場を変えてるけど、変えるたびに友達が増えてる。しかもオタクは現場があると定期的に絶対会うから、このシステムがめちゃくちゃ優れてる。特に自分から誘ったりすることが苦手な自分みたいな人間は、最初から場が用意されているのは本当に有難い。だから、大人になってから友達が欲しい人は、地下アイドルのオタクになるのが良いと思います(ただ結婚はできないかもしれない)。

 

もうひとつは、実家のこと。著者は山形出身で、上京を経験しているという意味ではそこも自分と一緒なんだけど、なるべく実家には帰りたくない、というようなことが書いてあった。けど自分は真逆で、僕はめちゃくちゃ実家に帰りたい。何ならゆらねちゃんに会う予定がなかったら、仕事もリモートなので実家の近くに住もうかなというレベルで実家に帰りたい。この話はオタクにするし、年末年始とか帰省の時期になると会社の人にもよく聞かれたりしてたんだけど、そのたびに結構驚かれる。本には親とはもう価値観があわなくなったから気まずい的なことを書いてたんだけど、自分は母親と二人で叙々苑に行くような人間なので、まるで違うなと思った。弟は既婚、子供二人、マイホーム購入という絵にかいたような真っ当な人生を歩んでいるので、自分と母親二人とか、父親と三人でとかご飯行ったことあるんだけど、そこで弟に対する引け目みたいなものを全く感じてないのも、実家が平気な理由なのかもしれない。親も結婚しないの?みたいなのをこっちが気にするほどは言ってこないし。たまに言われてインターネットに面白ツイートをするぐらいです(ちょっとは気にして)。

 

地方出身者コンプレックスみたいなことも書いてあったんだけど、これも自分は全くない。確かに新卒で会社入った時に、同期で関西出身が何人かいて仲良かったんだけど、そのうちの一人が「上京したからには東京で一発当てて故郷に錦を飾りたい」的なことを言ってて、マジで自分にそういう気持ちがなかったので、すごい驚いた記憶がある。これは就職する時に、自分は当たり前のように東京で就職することを選んだことも関係ある気がしている。「ワシは上京するんや!」みたいな覚悟も特になく、ぬるっと東京に来たので、上京したという自覚が薄いのかもしれない。

 

あと最後はお金のことなんだけど、「もうある程度稼げるようになったし、特に贅沢したこともない」みたいなことが書いてあったんだけど、これも真逆だなと思った。「独身貴族」という言葉について「客単価5桁のレストランでのデートや、デザイナーズマンションや時計や車などのわかりやすい消費。もしくはカメラやアウトドア等のお金がかかる趣味や外食に湯水のようにお金を使える、節約とは無縁の日々」って書いてあったんだけど、それを読みながら「客単価5桁のレストランでのデート(デートじゃないけどこの前の焼肉5桁だった)や、デザイナーズマンション(ゴリゴリのデザイナーズじゃないけど不動産サイトにはそう書いてある)や時計(225万のやつがほしい)や車などのわかりやすい消費。もしくはカメラやアウトドア等のお金がかかる趣味や外食に湯水のようにお金を使える(今まさにカメラに湯水の如くお金を使おうとしている)、節約とは無縁の日々」って思って、自分めちゃくちゃ独身貴族やんけ!という気付きがあった。でもこれはもう中学生の時に既に「自分はお金を使うタイプの人生だ」という自覚があって、弟が特に欲しいものなくてお年玉を貯金してた時に、自分はラクリマクリスティーの2万する廃盤CDを東京の店の通販で買うようなことをしていた。ただ前書いた通り、ある程度自分が目標としてたレベルには稼げるようになったので、この状態を維持できるようにがんばって働こうと思います。

 

他にも読んでたら自分と比べて気が付いたことがたくさんあったんだけど、とりあえずこの辺にしておきます。この本を読んで、本を読むという行為は、著者と自分との差分を顕在化させることによって、自分を知ることなんだな、ということを、このブログでつらつら自分語りをして改めて強く思いました。また人生に悩んだらいつか読み返そうと思います。あと若林のエッセイも。