今日は午前中休みにしていたので、11時ぐらいに起きてすぐ喫茶店に行った。眩暈になった原因がどう考えてもコーヒーだったので、卒業ライブまでは我慢していたのだけど、ライブも終わったのでめちゃくちゃ久しぶりに冷コーをしばいた。本当は昨日も終わった後飲みに行ったりしたかったんだけど、また眩暈なったらやだなと思って電車で家に帰ってきた。行けなかったけど、みんなが一緒に飲みに行こうって誘ってくれてすごいうれしかった。本当にこうやって誘ってもらえること自体、1年前、いや半年前ぐらいでも考えられなかった。一緒に行きましょうって言われて「帰ります」って言ったら、子犬のような目で見られたので笑ってしまった。
オタクやっててよかったなって思うことなんて数えきれないぐらいあるけど(よくなかったことは婚期が遅れたこと)、やっぱり友達がたくさんできるのが本当に最高だなと思う。現場に行ったら誰か友達がいるっていう状況が本当に好き。自分から積極的に話しかけられるタイプではないので、じゅじゅの現場でもずっと一人でいることのほうが多かった。それでも話しかけてくれる人がいて、気が付いたら現場で毎回話せる友達ができてたし、家に呼ぶぐらい仲良くなれたのは信じられないし、本当にいつも仲良くしてくれてる皆さんには感謝しかない。これからも仲良くしてください。
じゅじゅが活動休止することになって、いろんなオタクが自分のこれまでを振り返っていたのだけど、その時に結構「最初はぼっちだった」みたいなのを書いてる人が多くて、あの人にもそんな時代があったのか…みたいな気持ちになった。当たり前なんだけど。そんなことを考えてたら、昨日初めて話した子にとって自分が「じゅじゅのオタクで初めてTwitterでつながったオタク」になるということがあって、なんかすごい不思議な感じがしたしうれしかった。そしたらその子がゆらねちゃんにそのことを話してて笑った。
結局最後まで卒業の実感があまりないというか、自分の中で卒業が大きい出来事として捉えられないまま終わってしまった、という感じがする。理由はおそらく2つあって、ひとつは自分がじゅじゅに通った期間が相対的に短かったから。2019年の10月から通い始めたから2年半ぐらいだけど、丸一年現場に行ってない期間があったから、ずっと新規のままという感じだった。もちろん自分のあとに通い始めた人もいるんだけど、自分は物事を相対でしか考えられないので、やっぱり自分より長く通ってる人が周りにいると自分は新規のオタクだなと思う。別にだから引け目を感じるとかそういう悲観的な話ではなく、事実としてフラットにそうだったなというのがあった。もっとゆらねちゃんに早く出会えたらよかったなと思わなくもないけど、それは橋本奈々未さんが言うところの「人間は必要な時に必要な人に出会うので、その時に出会えたことに意味がある」というやつなんだと思う。
もうひとつの理由は、もちろんじゅじゅもめちゃくちゃ好きだったけど、それよりも圧倒的にゆらねちゃんという一人の女の子が好きなので、彼女がどこに所属していても自分にとってそれはあまり大きな問題がないということなんだと思う。ほかのメンバーみたいにこれからどうなるかわからない状況だったら少し違っただろうけど、発表された瞬間からこれからも何も変わらないだろうなと言うのがずっとあった。卒業発表がローモバに参加することが発表された直後だったっていうのが自分にとってはめちゃくちゃ大きくて、あれが「これからもきっと変わらない」の拠り所みたいになってた気がする。卒業が発表された時から、自分と周りのオタクとの間に温度差がめちゃくちゃあるなと思ってて、どうしたもんかなと思ってたんだけど、結局そんな感じのままラストライブも終わってしまった。
そんな感じなので、ゆらねちゃんにも卒業したらどうするのとか、次はいつ会えるんですかとか、そういう未来のことばっかり話してたので、ゆらねちゃんからも過去というかこれまでのことについて話されることもほとんどなかった。昨日でさえそうで、スーツいいねとか、なんでネイルその色なのとか、次会うまで時間空くと思ってめちゃくちゃ大量にプレゼントのお菓子買ったらすぐ会えるから笑ったとか、ゆらねさん明日から生きていけるんですかとか、そんな話をした。あと4月1日のイベントはなつきの身体にも優しいと思うって言われて、あんまり体調悪い話とか直接はしてなかったけど(インターネットではめちゃくちゃしてますが)、すごい優しさを感じて好きとなった。
万が一アイドルじゃなくなったらよろしくお願いします、万が一、みたいなこと言ったら、ゆらね30ぐらいまでアイドルがんばりたいかな~みたいなこと言われて、そしたらその時僕45なんだけど!っていう話をした結果がこれ。
ワンチャンもう一周いけるかと思ってたけどダメだったからじゅじゅのゆらねさんとの最後の会話がわたし「もうすぐ40とかしぬんだけど」ゆらねさん「大丈夫だよ見た目若いから!」わたし「ぜんぜんフォローになってないんだけど!」で終わったのしんどすぎるな?
— なつき。 (@_AM_4_44_) 2022年3月27日
しんどい。
ゆらねちゃんの最後の挨拶がすごいよかったので、その話は結構した。卒業発表した時にゆらねちゃんだけコメントが簡潔に見えたみたいなのがあったようななかったようなだったので、最後は絶対に本当の気持ちを素直に言ってくれたらいいなと思ってたんだけど、本当にその通りで本当によかった(本当にばかり言ってしまう)。ストーリーでも「ほんとはこういうこと言わないほうがいいんだろうけど」みたいなことを書いてたけど、自分が聞きたいのはそういうところだった。話すこと事前に考えたりしなくて、その場で思ったことを話したらしいんだけど、それがよかったんだろうなと思う。めちゃくちゃよかったって言ったら「自分では覚えてないけど」って言われたから、今ここで覚えてるところ全部言おうか?って言ったら「マジでやめて」と言われた。本当はアーカイブ見てここに全文書き起こしたい(マジで嫌がられそう)。
なんかエモいこと書こうと思って書き始めたし、タイトルもイキったやつを考えたんだけど、結局いつも通りになってしまった。そして書いてたらゆらねちゃんのことしか好きじゃなくてじゅじゅのことはどうでもいい血も涙もない人間のブログみたいになってる気がして悲しい。そんなことないです。うまく言葉で言い表せないので、最後に喫茶店行った帰りに撮った近所の桜を載せます。
呪いをコンセプトにしたアイドルの卒業ライブの日に桜が満開になったのは、あまりに美しすぎて、そのことを考えただけですこし泣きそうになってしまう。