眩暈とマツコ。

 やっとブログ書いたと思ったらまた病気の話かよと思われるかもしれませんがすみませんまた病気の話です。

 

 この前の日曜日、生まれて初めて眩暈になった。

 

 夜寝ててパッて目が覚めたら、視界がぐるぐる回ってた。人生で初めて眩暈を経験したから、めちゃめちゃびっくりして。ちょう怖くてマジで死ぬんじゃないかと思った。その後も寝返り打つたびにぐるぐるなってたんだけど、だんだん頭動かさなければぐるぐるならないことがわかって。とりあえずその日はずっと寝てた。それで次の日いつも通ってる病院(内科)に行ったんだけど、そしたら眩暈は耳鼻科だねって言われて。だから次の日にまた耳鼻科に行った。診察結果は良性発作性頭位めまい(ってたぶん言ってた)で、まあ三半規管の調子が悪いとそういうこともあるらしいみたいな感じで、とりあえず様子見で、という感じだった。診てくれた女医がめっちゃ若かったので若干不安だったのですが。

 

 なんかこの前のブログにもちょっと書いたけど、去年めっちゃ本よんだりいろいろ頑張ったんですよ。そしたら、めっちゃ体調悪くなったの。最近は耳鳴りと頭痛が酷くて。それでついに眩暈がきたから、これはもうマジで終わったなと思ったんだけど、とりあえず大丈夫そうで安心しました。耳鳴りするからずっと耳鼻科も行ったほうがいいなと思ってたんだけど、ちゃんと行けてよかった。聴力も問題なかったし。

 

 で、そんな大変な一週間を過ごしたんですけど、ぼーっと昨日テレビ見てたらですよ。マツコが夜の巷を徘徊するやつやってて。それが漢方ミュージアムに行くっていうやつだったんだけど。昨日まさに僕は薬局で漢方を薦められて買ってたんですよ。なんかずっと体調悪いしそうだビタミン剤的なやつ飲めばいいのかと思って薬局行ったら、薬剤師のおじさんがめっちゃ漢方薦めてきて。いや怪しいでしょとか思ってどうしようかと思ってたんだけど、結局気が弱いので薦められるがまま買ってしまいまして。そんなことがあったから、マツコが漢方ミュージアム行くっていうの見て、寝ようか迷ったんだけど、あ、これは見たほうがいいやつかもしれん、と思って見てたの。そしたらマツコがこないだ入院してたの、あれ眩暈だったらしくて。入院してたのは知ってたけど病気までは詳しく知らなかったから、ほんとびっくりして。マジか、一緒やんけ、と。まあ自分は入院するほどじゃなかったし全然たいしたことないんだけど。それでもマツコの話聞いてたらもう自分のことかと思うようなことばっか言ってて、ほんと引っくり返りそうになってしまった。「このままずっと眩暈治らなかったらどうしよう」と思ったとか、「この歳になると初めて経験することが起こる」とか。マツコは45歳らしいんだけど、自分も去年35歳になったから、ああこういうことが起こったのかなとか。

 

 とりあえず2018年を39度で迎えるという最高の(体温が)スタートを切って、次は眩暈ってマジで2018年終わってるという話を今日もいろんなところでしたんだけど、とりあえずなるはやで健康になりたいです。

婚外恋愛に似たもの/宮木あや子

 3億年ぶりに小説を読んだので感想を書きます。てかこのはてなダイアリーに本のカテゴリが存在してたことがまず吃驚だし、前に書いたのが大堀さんの本とかだったからもっと吃驚だよ。
 読んだ本はこれ。

婚外恋愛に似たもの

婚外恋愛に似たもの

なんでこの本を読もうかと思ったかというと、ツイッターこれが流れてきて、面白そうだなと思ったからです。とりあえず帯に書いてある小説の紹介を引用。

容姿も、仕事も、家族も、生い立ちも、社会における立ち位置もバラバラの5人の女。彼女らの共通項は、35歳。夫あり。そして男性アイドルユニット「スノーホワイツ」の熱狂的ファンであること。彼女たちの愛は、夫ではなくステージで輝く若く美しい「恋人」に遍く注がれる。哀れでも、歪んでいても、これはまぎれも無く、恋。だからこんなに愛おしい―。“最凶恋愛小説”。

なんかいろいろ書いてますが、一言で言うとジャニヲタを題材にした小説です。小説中、ジャニーズ事務所にあたるのがディセンバーズ、ジャニーズJrがノベンバーズ。上に書いてるスノーホワイツっていうのは、ノベンバーズに所属するメンバーによるユニット。デビュー前のJrのユニットというところでしょうか。ちなみにKGB64(川越橋ロクヨン)なる女性アイドルグループも出てくるのですが、なんか枕で仕事を取ってきてるらしいので、僕が知ってる某アイドルとはちょっと違うみたいですね(震え声)。
 自分も読む前は上の文章読んだ程度で、具体的にどんな内容なのかは知らずに読み始めたんだけど、読み終わってみると、意外とこれはジャニヲタを描くことが主題の小説ではないのかもしれないなと思った。それよりもむしろ、ここに描かれているのは、女のヒエラルキー。帯に「5人の女」と書いてるけど、この5人というのが、最高の美人と、上から3番目の美人と、普通と、下から3番目のブスと、最低のブス。しかも容姿と頭の良さが一致してて、美人は秀才だしブスはバカ。そんな普通に生活してたら一生出会わないような5人を串刺しにするための道具がスノーホワイツであり、それぞれの人生の鬱屈した部分を炙り出すための道具がそれぞれの推し、いやジャニーズだったら担当か、だったんだなと。これは自分に置き換えてみてもやっぱりそうで、アイドル好きになってなかったら一生出会わなかっただろう人たちとたくさん出会ってて。なんならアイドルそのものよりも自分の人生に影響を与えてるかもしれないし、そこで出会った人にしか言えないこととか山ほどあるわけですよ。まあ自分の場合はそこにツイッターが付加されてることがすごく大きくて、この小説では一人を除いてネットじゃなくて現実の偶然が重なって出会ってるから、そこはちょっとリアリティがなかったりするんだけど。それでもやっぱり年齢も職業もバラバラの人間がこうして出会うことができるっていうのが、アイドルが好きな人たちの人生をもっと楽しくする大きな理由のひとつだと思うので、そこが描かれていたのはすごく共感できたし読んでて楽しかったです。
 とは言っても、やっぱりジャニヲタの文化とか習性みたいなのが細かく再現されてるので、それ読んでるだけでもすごく面白いです。表紙にも描かれてるうちわがジャニヲタにとって如何に大事かとか、出待ち入り待ちで古参のヲタがファンレター集めて渡す話とか。自分がジャニヲタだったらこれもっと面白かったんだろうな、と。だれか女性アイドルでこういう小説書く人いないんですかね。
 それでは最後に、いちばん共感した一節を引用して、この文章を締めたいと思います。

きっとリアルな人生が素晴らしくキラキラしたものだったら、私はディセンバーズのタレントに恋などしなかっただろう。

まあ結局のところこれに尽きるよね。

エヴァQ2回目ちゃん。

 今日行ってきたので気付いたことをメモ。

  • 目が赤くないレイ

 シンジがヴンダーから略奪された後、病室みたいなとこで目が冷めて最初に会ったレイだけ目が赤くなかった(気がする)。

  • ユイの写真にマリ?

 将棋のシーンで冬月がシンジに見せるユイの写真にマリが写ってるみたいな話があって、注意して見てたんだけど、まあメガネかけてたからマリに見えなくもない。でもどちらかというとアスカの母親とか言われた方がしっくりくるような容姿だった気が。それと関連してマリがレイに言った「オリジナルは愛想がよかった」っていうセリフはまあユイのことで間違いない気がするんだけど、どこで接点があったのかって話だよね。マリもそもそも人間なのかどうかもわかんないから年齢とか当てにならんし。

  • 冒頭にマリの歌

 これは考察にはあんま関係ないけど、冒頭の初号機奪還シーンでテレビ版になかったマリの歌が追加されてた。これ一回目見たときも気付いたけど。アスカのセリフも追加されてて「いつまで歌ってんのよ、鬱陶しい!」みたいなのだったと思う。

  • 0とφについて

 序破は普通の0だったのがQでは3.0の0がφになってるって話があって、そこも注意してみてたけど、モニターの画面とかだとどっちもあった。いちばん最初のシンジの足の裏に書いてあるのはφ。あとAパートとBパートの間、サブタイトルが入るところは普通に3.0だった。

  • フォース発動後の弐号機改VSMark.9戦でのアスカの眼が光った時の色

 右が緑で眼帯の左が青?逆かも。

  • ラストシーンのアスカの「また助けてくれないのね」ってセリフ

 あったね。またって言ってるから、その前っていうのが旧エヴァで量産型にフルボッコにされた時にシンジが助けなかったことを指すのかどうか。

  • 予告

 8+2号機がひたすら敵のエヴァみたいなやつをなぎ倒すシーンがほとんど。で、最後にくそでかい惑星みたいなのが欠けたやつ、月?、黒き月?が見える。

  • 今後把握しておきたいこと

 S-DATのトラックが28になってるってやつ、旧エヴァのも含めて確認しておきたい。28話の可能性があるのかないのか。

 こんなとこかなー。

エヴァQの話(ネタバレちゃん)。

 最近ここ数年で最高レベルに情緒不安定ちゃんで自分の生活とかアイドルというかまあ咲子ちゃんのことを考えるととてもつらいのですがエヴァのことを考えてると他のことを考えなくて済むということに今日気が付いたのでエヴァのことを書きます。
 今日会社早く出れたらQ2回目見に行こうと思ってたんだけど、結局出るの遅くなっちゃって見に行けなかったの。それで考察のまとめ読んだり自分なりに検証したりしたのでその辺のことについて書き残しておこうかと。全体のざっくりした感想とかもいろいろあるんだけどそれ書き始めたらキリがないからとりあえず今日考えたことだけ。
 まずQ見ていちばんしっくりこなかったのが、破のラストでサードインパクトはカヲルくんの手によって止められたはずだったんだけど、Qではどう見てもそれ以上の被害が出てたことなんですよ。で、そこの辻褄を合わせるには、結局空白の14年間に何があったかっていうまあ今回のいちばんの謎を考えることなんだなと思ったわけです。
 とりあえず今日流し読みしたのはこの辺。
http://trivianews.doorblog.jp/archives/20033432.html
http://trivianews.doorblog.jp/archives/20052852.html
前にもなんかまとめ読んだからそこで得た知識も入ってるかもしれんけど。それでああなるほどなあと思ったのが二つあったので、その二つの説について書きます。

 旧エヴァの劇場版のラストからQにつながってるっていう説。まあこれはちょっと無理があるかなって思うんだけど、でもこれの根拠になってるのがアスカのプラグスーツなのよね。そこはちょっと考える余地があるなと思って、いろいろ動画見たりしたんだけど。それで、眼帯してるのが左側で、これが旧エヴァのラスト(動画)でガーゼで覆われてる方と一緒って言うのはまあ何回か見た気がするんだけど、プラグスーツについてもいろいろ見てみたの。で、やっぱ自分の印象に残ってたのが、殺してやるのところで右腕真っ二つにされるとこで。ラストでも右手に包帯巻いてますけど。それでQ冒頭6分38秒(動画)よく見てみたら、ちゃんと右腕が継接ぎしたみたいになってんのよね。それでああこれは確かに一致するなと。てかそもそも破でアスカのプラグスーツが破れたりするようなことってなかったよね?これ別に確認してないから間違ってたらごめんやけど。3号機乗る時はあのスケスケのやつ着てたし。この説についてはまあこんなとこ。

  • 予告が空白の14年説

 もう一つが、破の最後にくっついてた予告が空白の14年のダイジェストになってるって説。たしかにこれは確度高いかもと思いますね。それで予告を改めてじっくり見てたわけです。てことでとりあえず動画。

で、これ見てて、結構おおっ!って思ったことがあって。6秒ぐらいのテロップのとこなんだけど。

ほら、見てくださいよ。

NEAR THIRD IMPACT

ニアサードインパクト。って書いてあるじゃないですか。これ見つけて、おお、まじか、と思ったんだけど。ニアサードインパクトってワードはQで初めて出来てたワードだと思ってたけど、破公開時の予告の時点で既出だった。ちなみにこういう動画もあって。

テロップを和訳してるんだけど、これだと「爆心地近く」って訳してる。このことから考えても、予告の時点でニアサードインパクトなるものに気付いてた人っていないんじゃなかろうか。っていうのが今日の僕の発見で、これを書きたくてわざわざ日記書いたみたいなところもあります。予告でニアサードインパクトが出てきてるってことを考えると、破の後に予告のストーリーがあって、その後にQがくるっていうのも辻褄があうよね。あとはまあ登山家みたいなやつらの違和感がすごいとか、どっかで見た気がするけどレイの目が赤くないような気がするなとか、そんなとこ。あーあとテロップでマリの名前の後が塗りつぶしてあるとこも気になるね。
 みたいなのが今日考えたことです。こういう考察って先のことはいくら考えてもどうなるかわかんないし、出てきた考察見て庵野が別のに変えてくるみたいな可能性もゼロじゃないからあんまり意味ないと自分は思うんだけど、すでに出ている事実は事実としてちゃんと把握しておきたいのよね。いま主流っぽくなってる(not)の有り無しでフローチャートみたいなのも、ほんとにあんなのだったらすごいなって思うけど、あそこまで考えてんのかなって思ったりもします。
 そんで、ツイッターでネタバレが許されるのはいつ頃からなんでしょうか。とりあえずいつものAKBの公演とかコンサートとかみたいに終わった瞬間ツイートしてよかったんなら、

アスカがババアになってなくてよかったー!

ってツイートしてたわ。

あれがでねぶあるたいるべーがー。

 社会人になって初めてというか出張というものは社会人しかしないものなのでそれはつまり生まれて初めてとなる出張から帰ってきました。昨日は出張先で一緒に行った方々と日付が変わるまで飲んでて、今日は6時半起き、そして我が家に帰ってきたのがさっきということでなんかもういろいろ限界。
 出張先の千葉県の最果ては高い建物が何もなくて、空が広くて星がよく見えた、ような気がしただけで、さっき東京で見上げた空もそれなりに星が見えた。東京でも星は見えるのだ。でも、東京の空は狭い。入社1年目の夏に同期と行った海の夜空は、数えきれないくらいの星が見えてちょっと感動した。流れ星も流れてた。たしかあの場所も千葉だった。つばさキャットを読んでから、綺麗な星空を見たくてしょうがない。そして君の知らない物語を歌うんだ。
 知らない場所に行くっていうのはやっぱりいいもんで、こういうのが旅の醍醐味かと思いつつも、たまに行くからいいんだろうなぁとか思った生まれて初めての出張でした。