8月8日。

本来ならば今は大阪のホテルにいるはずだったのだけど、昨今の情勢を鑑みて今回はさすがに自粛することにした。テレビで見る感染者の増加に比例して、Twitterのタイムラインにアイドルが感染して出演がキャンセルになったとか、身近なオタクが感染したというツイートが流れてくることも多くなった。冷静に考えると逆に今までよく罹らなかったなと思う。こんなことならちゃんとワクチン打っとけばよかったなと思ったけど、ちょうど2回目の副反応と重なってどうせ遠征どころじゃなかったのかもしれない。前のブログが大阪楽しみだなで終わってたぐらい楽しみにしてたのでとても悲しい。ゆらねちゃんにラスク買って行ったら同室(多分)のみおりと食べるかなとか、京都行ってこのお店に行ってお土産買ってゆらねちゃんにあげようとか色々考えてたのに。ラスクもお土産もどっかで絶対買う。

 

遠征に行くのやめたので、今日は朝から整体に行った。最近頭痛がひどいので。まあ頭痛はいつもだけど。ワクチンの副反応のせいで世の中からバファリンが枯れてて、家のバファリンがなくなりそうでやべえと思ってたんだけど、昨日家掃除して未開封の段ボール開けたら3箱ぐらいでてきて笑った。バファリンなしでは生きていけない。バファなし。

 

整体行ったあとカフェ行ったんだけど、普段午前中にカフェ行くことなんてないから客層が違ってすごい新鮮だった。お金の本をテーブルにおいて議論してる男二人とか、起業の本とかノートPCとか机にひろげてドヤり散らかしてる人とか。机にたくさん本を広げてる女の人がいて何してるんだろうと思ってたら、あとから男の人が入ってきて、なんか占いっぽいカウンセリングみたいなのを始めた。占いなのか、ストレングスファインダー的な性格診断なのか、どっちかわからないけど、とにかく女の人が男の人に、あなたはこういう人間ですみたいなのをずっと話してて、男の人もそんなことまでわかるんですか!みたいな反応をしてた。事前に何か診断とかアンケートとかをやって、その結果を返すみたいな場だったんだと思う。「断捨離したほうがいいですね」「人付き合いが苦手ですね」「高価なものを身につけたほうがいいですね」みたいなこと言われてて、まるで自分に言われてるようだと思ったけど、こういうのはだいたいどんなこと言ってもみんなが自分も言われているようだと思うのだろう。自分が他人に気軽に声かけられるタイプの人間だったら、今それ何やってるんですか?って聞きたいぐらいだった。

 

最近占いにすごい興味がある。前は、自分はめちゃくちゃ影響を受けやすいので、占いなんか行ったらその結果に引っ張られるから絶対行きたくないとずっと思ってたんだけど、この歳になるとさすがにそういうこともないのかなと思えてきた。最近読んだ本にも「占いは統計学」みたいなことが書いてあったんだけど、自分も占いは統計だと思っていて、それなりに信用できるのではと思っている。あと石田衣良が占い師に小説家になれって言われたから小説家になったっていう話をずっと覚えてて、自分もそういう体験したいみたいなのがあるのかもしれない。

 

この前、会社で評価の面談があった。事前に自己評価を提出してて、我ながらめちゃくちゃ仕事した感があるから、MAX10でいうと、だいたい7とか8ぐらいの評価にした。ほんとは10をつけようかと思ったけど、日本人的な空気の読み方をしたのと、10は達成基準に「会社の模範となる社員」みたいなことが書いてあって、さすがにそのレベルの評価を自分にはできないなと思ったのもあってちょっと落とした。で、その後に上長からの評価を面談で聞いた。結果は、MAX10でいうと10だった。MAX10でいうと10だっただけど、体感的には、MAX10で2万だった(MAX10で2万って言いたいだけ)。もう信じられないぐらいベタ褒めされて、こっちが恐縮するほどだった。グレードも上がって、昇給もするらしい。さすがにこれはずっと欲しかった時計を買うチャンスなのではと思って、フランクミュラーの時計を見てたら、欲しいと思ったのが200万だったのでそっとブラウザを閉じた。でもいつか買おうと思う。

 

面談でめちゃくちゃ褒められて思ったのは、人の評価というのは本当に環境によって決まるのだな、ということだった。前の会社と比べて、自分のスキルもやってることも全く変わってないし、何なら前の会社のほうが求められることはレベルが高かったんだけど、今の会社のほうが自分に対する評価も高いし年収も高いし労働時間も短い。一時期「置かれた場所で咲きなさい」って本が流行って、タイトルしか知らないし中身読んでないからあまり否定的なこと言うのもあれなんだけど、少なくとも今の自分の実感としては、自分を置く場所を考えることは何よりも大事だと思う。何なら自分の価値を上げることよりも、自分を置く場所を考えることのほうが大事なんじゃないかと思う。人生はマジでRight place right time。 

 

これアイドルでも同じなんだなと思うことがあって。最近めちゃくちゃいいなと思ったのが、元AKBのたつまきちゃんがキラフォレに入ったことだった。48は会社でいうと大企業だから、この社会情勢で関係各所への影響を加味してどこまでリスクを取れるかを考えると、ひとつひとつの意思決定にめちゃくちゃ時間がかかる。そういう組織だと自分の思うように活動するのは難しい。そこで会社でいうとベンチャー企業みたいな(言い方は悪いけど)地下アイドルになって、とにかくステージに立ってライブがしたいっていうのは、キャリアの考え方としてめちゃくちゃ学ぶところがあるなと思った。みたいなことをずっと思っていたので、この前対バンでたつまきちゃんを見たときはめちゃくちゃ感動してしまった。そして今検索したらすごいいいインタビューがあった。

 

グラビア界から熱視線、キラフォレ・達家真姫宝「私を再びアイドルに導いた“運命的存在”」

 

で、ここで占いの話に戻るんですけど。会社の評価がめちゃくちゃよかったとか、年収が上がるっぽいとか、すごいうれしいんだけど、こうなってくると自分の中で色々やり切った感がすごいある。それこそ昔いた会社でキャリア形成の研修みたいなのをやった時に、周りの人に自分に対する評価を聞くのがあって、「上昇志向が強い」って書かれてたのをすごい覚えてて。まあ実際上昇志向が強かったんだけど、それが周りにばれててその時はマジかってなった。それがたぶん10年前ぐらいなんだけど。その時に将来こうなりたいみたいとか、これぐらいお金稼げるようになったらいいなと思ってたやつを、今は結構達成してしまった感がある。だから当時は占いとかで自分の考えてる将来みたいなのがブレるのがいやだったんだけど、今はそれがなくなったから別にいいかなって思えるようになった気がする。とはいいつつ、そんな感じで調子乗ってるとマジで足元を掬われるので、本当に気をつけようと改めて今書いてて思った。やっぱちゃんと英語勉強しようかな。この話をまとめると結局上昇志向から現状維持になったってことなんだけど、前にこの話をしたら現状維持がいちばん大変じゃないですかって言われて、マジでそうなんだよね。厚切りジェイソンがアナザースカイで同じこと言ってた。そして「厚切りジェイソン アナザースカイ」で検索したら、いま僕が長々書いてたことがほぼそのまま書いてあった。自分の考えることなんて、ほぼ過去に誰かが同じことを考えてる。

 

芸人&企業役員 厚切りジェイソンの生き方「自分の生きがいを作るのは自分の責任」|アナザースカイ

 

今日は朝から天気が悪くて涼しいから、エアコン切って窓開けっぱなしでこの文章を書いてたんだけど、すごい気持ちよくてメンタルが安定した。トトロでお父さんが家で仕事してるシーンがすごい好きなんだけど、こんな感じの人生を送りたい。

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