最近体調崩したり一昨日昨日と旅行行ったりして早寝早起きしてたら今日は7時過ぎに目が覚めてしまった。なのでこうして朝からブログを書いて村上春樹みたいなことをしています。ひろプリリアタイすればよかった。
ここ一週間ぐらいの話を書く。森博嗣のエッセイ読んでてたら「やりたいことをやったほうがいい」って書いてあって、やりたいことないんだよな〜〜〜と思いながら読んでたら、全然関係ないとこ読んでる時に突然やりたかったことを思い出した。旅。旅に出たいとずっと思っていた。一人で箱根とか行って部屋でご飯食べるやつ。
こういうの。ほんとは海外行きたいけど、いろいろ不安なので、とりあえず国内で。どっか人のいないところに行きたい。そういうことをずっと思ってたのを思い出した。
とりあえず旅っぽい本読もうと思って、検索してたどり着いたのがふかわりょうのエッセイだった。昔(20年ぐらい前)にふかわりょうのエッセイを読んだことがあって、すごいよかった記憶があるのでこれにした。
そしたら、ただの旅じゃなくて、スマホを置いて旅をした時のエッセイだった。森博嗣のエッセイに「1か月ぐらいスマホの電源切れ」みたいなこと書いてあって、本当にそれ、スマホ捨てたい、と思ってたので、完全に今読むべき本を引き当てて運命を感じた。
読み始めたら本当に最高で、どんどん旅に出たくなった。ちょうどテレビでも旅に関する番組を見た。
カズレーザーと学ぶは、自分の自己啓発の指向みたいなのと合っててかなり好き。暇と退屈の倫理学に書いてあった遊動生活と定住生活のことも言及されてた。旅をした方がいいと思ったのは暇と退屈の倫理学の影響もかなりある。
ちょうど夏休み直前だったので、ワンチャン行けるかもと思ってとりあえず宿を探してみた。ハイハイの番組ではしもっちゃんが行ってたのと、河井ゆずるがYouTubeで良いホテルがあると言ってたので、なんとなく熱海で探してみた。そしたらやっぱりどこもいっぱいで、なんなら結構先まで埋まってて、そういうもんなのかと思って結構萎えた。直前に予定を決めたい人なので。若林がたまたま飛行機が予約できたからキューバに行くことを決めた話を思い出した。その時はそんなことは起こらんやろなという感じだった。
その後、部屋でご飯が食べたいので、部屋食で検索してたら、一休で部屋食特集みたいなのがあった(それまでは楽天トラベルで検索してた)。自分が求めてたのはこれやんけと思って見てたら、箱根のめちゃくちゃいい感じの宿で2部屋ぐらい空いてるのを見つけた。しかもおひとり様プランみたいなことが書いてあって、え、自分、おひとり様なんですけど、と思ってめちゃくちゃ刺さった。どこか一人ですけど大丈夫でしょうか、みたいな気持ちがあったので。で、これは若林のあれなんじゃないの?と思って、勢いで予約した。2日後に箱根に泊まることになった。
いつもSNSに載せるための消費をしていてよくないなあと思っていたので、今回の旅ではなるべくSNSから離れることにした。いつもみたいにX(Twitter)とかインスタとかで実況することもなく、こうしてブログだけ書こうと思って写真は撮ることにした。本当はふかわりょうぐらいスマホ置いていけたらいいんだけど、さすがにそこまでできないし(Googleマップがないと目的地に辿り着けない、方向音痴なので)、若林もふかわりょうもエッセイは書いてるんだしブログぐらいええやろということにした。
8月11日。箱根まで新幹線使っても行けたけど、折角なので東海道線で行くことにした。昼過ぎに着いて、昼ごはんのこと何も考えてなかったんだけど、ガイドブック(ことりっぷともう一冊大人のなんちゃらみたいなやつ2冊買った)に載ってた湯葉丼を食べることにした。ゆらねちゃんが湯葉好きって言ってたような気がしたので(気のせいかも)。
店で30分ぐらい待ちますって言われて待ってたらすぐ外が川で箱根到着即最高になった。箱根で最初に撮った写真。
チョコプラ松尾に似てる人いると思ったら本人だった。
板わさ。小田原で蒲鉾が名産らしくて途中で見て食べたかったので。日本酒飲んだら最高になりそうだったけど直前にバファリン飲んだので断念(相変わらずバファリン飲んでる人)。あと夜日本酒飲むために行ってるみたいなところがあるので我慢した。蒲鉾見るとひらいてのたとえの父親思い出す。
湯葉丼。
松尾と小2が描いたゴジラ。
宿に着いたら、ちゃんと玄関のところで待っててくれてすげえとなった。その後仲居さんが中を案内してくれてまたすげえとなった。
部屋に着いたらすぐお茶入れてくれた。お茶菓子は最高。
窓の外はすぐ川。
みんな大好き箱根寄木細工。小学生の頃好きな伝統工芸を選んで自由研究するみたいなのがあって、その時に選んだのが箱根寄木細工だったぐらい好き。
和室しか勝たん。
伊藤博文の直筆だった爆笑。
なんか大正とかからそのまま残ってるらしい。
セトリです。
ご飯食べた後、ゆらねちゃんとチェキチャした。電波とWi-Fiが心配だったけど、全く問題なくチェキチャできて安心した。旅先でチェキチャするのめちゃくちゃ楽しかったし、これまで聞いたことなかった旅行の話を聞けたのですごいよかった。自分が知らなかったということは、それはゆらねちゃんにとって本当に自分のためだけの旅だったということで、SNSで消費しない自分のやりたいこととは何かみたいなことをずっと考えてるような旅だったので(大げさ過ぎ)、やはりゆらねさんからは学ぶことしかないなとなった(真面目過ぎ)。
旅館のご飯だけが目的だったので、箱根には何も求めてないみたいな話したら、九頭龍神社に行ったら?と言われたので、次の日特に予定もなかったので九頭龍神社に行くことにした。
8月12日。朝食は8時に部屋に持ってくるので7時半には鍵開けといてくださいと言われ、早すぎるだろ、と思ったんだけど、全然寝れなくて7時前には目が覚めた。マジで旅行向いてない。起きたらポケモンスリープに頭文字Dみたいな音が録音されててウケた。
朝ごはん。
朝ごはん食べたらすぐにチェックアウトして、九頭龍神社に向かった。バスで1時間ぐらいだったので、旅館のすぐそばのバス停から乗ったんだけど、めちゃくちゃ混んでるし、山道で一生カーブしてるので、2秒で死ぬほど酔った。自分がバス酔いする人間だということを忘れていた。やっぱり旅行向いてない。とりあえず気持ち悪すぎるので一旦ユネッサンとか言うのがあるところで降りた。チェキチャしてる時に「一人で旅行しても楽しくない」みたいなこと言ったんだけど、こういう時は本当に一人でよかったなと思う。こう見えて意外としんどい時とか人に言えなかったりするので。箱根はバスが複雑すぎてわけわかんないし(みんな迷ってた)、夏休み中はここは止まりませんみたいなこと書いてるし、もう心が折れたので、このまま帰ろうかなと思ったんだけど、ユネッサンの外に出たらたぶん1時間に2本とかしかないめちゃくちゃ目的地がわかりやすいバスが絶好のタイミングできたので、運命を感じてそれに乗ることにした。
九頭龍神社に行くことしか考えてなかったので、目的地に行くためだけにバスに乗ったら、箱根園とかいう謎のレクリエーション施設についた。
こういうザ・観光地みたいなところにくること全く想定していなかったので、普通にテンションがあがった。ありがとうゆらねさん、一生ついていきます。
ザ・観光地みたいな黒胡麻ソフト食べた。
箱根園から25分ぐらい歩いてやっと九頭龍神社に着いた。過酷過ぎる。
いい感じの鳥居。
九頭竜なのにここしか竜いないって家族連れのお父さんが言ってた。本当にそれ。
じゅじゅ♥
箱根神社に新宮があるみたいだけど徒歩40分だったのでさすがに力尽きた。
高原みたいなところで冷コー。涼しかったら最高なんだろうけど、地獄のような暑さだったので普通に地獄です。ここで飲んだら絶対体調悪くなるなと思ったけど、誘惑に負けて飲んだら、案の定ずっと地獄だった。
こういう道を片道25分ぐらい往復した。帰りは限界過ぎたのでペイルを踊りながら帰った。
箱根園に戻って、限界だったので唯一食べられそうだったしらす丼を食べた。江の島で食べたほうが圧倒的においしかった(それはそうすぎ)。
帰りも1時間ぐらいバスに乗ったら着くはずだったんだけど、ゴリゴリの渋滞に引っかかって、1ミリもバスが動かなくなった。普段だったらここでツイートするんだけど、今回はそれも封じられてるので、とりあえずゆらねさんにDMを送った()。マジですることがないからハイハイのラジオ聞いた。ガリさんのソロ回がよかったらしいかれそれを聞こうと思ったんだけど、はしもっちゃんの回だった。でもそれもかなりよかった。夏の旅先で聞くミュージックアワーは低音の鳴りが違った。ありがとうはしもっちゃん。
渋滞中はよかったんだけど、走り始めたらまたコーヒーカップぐらい回ったので地獄かと思った。他の人はみんな大丈夫なのか?やはり三半規管が弱いのだろうか。
結局2時間弱ぐらいバスに閉じ込められていた。死にそうになりながら箱根湯本でバスを降りたら、綾波がいたのでかなり元気になった。
以上で旅は終了です。ほんとは昨日一回帰ってその日のうちに実家帰ろうと思ったんだけど、とてもじゃないけどそんな体力は残ってなかった。だから今日この後帰ります。
ずっとやってみたことをやってみた感想としては、正直こんなもんか、という感じだった()んだけど、今後一人旅をするっていうことに過度に期待をすることもなくなるので、それがわかっただけですごい収穫があった。日本酒飲むのを本当に楽しみにしてたんだけど、いや、家で自分で何か作って飲んでる時のほうが楽しいし幸福感高くないか?と思った()。
あと何より、旅先でチェキチャができたからそれだけで最高の旅になったし、チェキチャしてる時がいちばん楽しかったので(旅行とは)、ゆらねさんさえいれば人生は最高ということが改めてよくわかったので本当に良かった。
一回やってみてだいぶハードルが下がったので、次はちゃんと前々から予約して、本当にこれだ!というところに泊まりたい。次こそは熱海かな。あととにかくこんなクソ熱い時期に箱根に行ってはいけない。これだけは皆さん覚えておいてください。