PARTYが始まるよ。

7月17日は誕生日でした。

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一昨年の日記。

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先一昨年の日記。

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ゆらねさんにブログ書いてって言われて書き始めたこのブログも、気付いたら4回目の誕生日を迎えていた。毎年書いてると振り返ることができてめちゃくちゃいいな。

今年の誕生日は軽井沢で過ごしました(大富豪かよ)。 直近読んだ2冊の本書いた人が1人は軽井沢に移住して1人はおそらく長野に住んでるので、次行くなら軽井沢だと決めていた。

ちょうど仕事がそんなに忙しくなかったから、2日有給とって5連休にした。前までだったらこの前休んだばっかりだしとか2日も取るのはさすがにみたいなことを思ったかもしれないんだけど、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで強気で休めるようになったのはよかった。でも上長への報告の仕方がまずかったらしく、微妙な怒られが発生した()。自分にしかできない仕事をしてるから高い給料をもらってるんだけど、それはそれで休みにくいので、そういう働き方もそろそろ考え直した方がいいのかなと思い始めた。

7月16日、昼ぐらいに家を出て、あっという間に軽井沢に着いた。着いたら看板が別荘不動産別荘不動産とにかく別荘不動産だったので、本当にそういう場所なんだと思った。

とりあえず冷コーをしばくためにカフェを探した。 いつも通りガイドブック2冊買って行ったんだけど、閑散期らしくめちゃくちゃ閉まってて、結局ガイドブックに載ってないカフェに入った。

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ジブリみたいな入り口。

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このレベルでガイドブックに載らんのかよというぐらいの最高カフェだった。

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冷コーとバナナケーキ。

めちゃくちゃ天気が悪かったのもあって、この辺から頭が痛かった。

特に目的もないので、ホテルに向かった。途中で軽井沢限定ビールが売ってたので、ゆらねさんのお土産で買った(かなり早いタイミングでお土産を買う人)。

泊まった部屋はこちら。

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軽井沢で泊まるならここかなと思ってたら、ヒルナンデスで友近近藤春菜が行ってたので、迷うことなくここに決めた。

とりあえず着いたら温泉に入って、その後頭痛すぎるから整体の人を呼んだ(大富豪かよ)。

夕飯がビュッフェで、頭痛いし食べられるかなと思ってたんだけど、ついたら最高でめちゃくちゃ元気になった。

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ビュッフェで絶対寿司と天ぷらをとる人。あと全然洋食もあったんだけど、選んだの和食(とやや中華)だったので、自分は和食が好きなんだなと思った。

ごはん食べた後はだらだらテレビ見たりインターネットしたりしていた。テレビ見てたら星屑テレパスが始まったんだけど、好みの人がいると思ったら普通に佐藤綺星(読めない)さんだった。

7月17日。朝から温泉に入った。人いなくて露天風呂が貸切で、さすがにこれより最高な人生があんのかよになった。

そして最高の朝食。

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ホテルの朝ごはんはマジで最高。これのためにホテル泊まってるみたいなところがある。これもヒルナンデスで友近近藤春菜が食べてた気がする。

ご飯食べた後チェックアウトして、タクって冷コーしばきに行った。

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これはガイドブックに載ってたとこ。

夜に予定があったので、昼には新幹線に乗って東京に戻ってきた。今回は一泊二日だし近いし雨だし頭痛いしで、あんまり旅行に行った感がなかった。新幹線乗ってても、もう着くのか、と思ったし。やっぱり物理的に遠いところに行ったほうが楽しいのかもしれない。改めて出雲大社行ったのは良い旅だったなと思った。

誕生日の前後はこの本を読んでいた。

別に誕生日にあわせて読み始めたわけじゃないんだけど、誕生日を迎えるにあたって読むにはちょうどいい本だった。

phaさんの本は前も読んだことあって、それこそ『どこでもいいからどこかへ行きたい』とかは1人で旅行するようになったきっかけのひとつかもしれない。

自分はとにかく同世代の人のエッセイを読みたいと思ってるんだけど、男性作家の同世代だとどうしても社会に馴染めず生きづらいみたいな本になってる気がする。若林もそうだし。女性作家だともっといろんなエッセイがあると思うんだけど。男性作家のエッセイがそもそも世の中で求められてないんだろうか。自分はめちゃくちゃ読みたいんだけど。

社会に馴染めない生きづらさ、みたいなのはそこまで共感できるわけじゃないんだけど(それなりに馴染んで生きているので)、それでもめちゃくちゃ共感できる部分があってすごい良かった。なんかよく歌の歌詞とかで自分の気持ちを歌ってくれてるみたいなの聞くけど、そういう共感の仕方は自分はあまりしたことがなかった。いい歌詞だなとは思うけど。けどこの本はそういう感じのところがあって、これが自分の気持ちを代弁してくれてるということなのかもしれないと思った。自分から人に干渉できないからインターネットで文章書いたりシェアハウスをやってるみたいな話があって、それこそ今自分がこうやって文章書いてるのもそれに近いところがあるので、めちゃくちゃわかるとなった。

この本はタイトルでお前の人生のパーティはどうなのか?と問われてるわけですが(別に問われてない)、自分の場合パーティが終わったかと言うと、全然終わってない気がしている。phaさんとは年が4つ離れてて、書いてから出版されるまで時間とかも考えると、年の差も誤差なのではという気がする。って本読みながら思ってたけど、今考えたらさすがに45を過ぎたらそういう気持ちになるのかも知れん。

いちばん思ったことは新しいことに対する好奇心が自分はまだ全然あるということだった。よく35歳ぐらいで新しい音楽を聴かなくなるみたいな話あるけど、今も全然新しい音楽ばかりを聴いている。この歳になって人生で初めてジャニーズのコンサートに行くとは思わなかったし。しかもジュニアの。これはマジでここ一年でかなりよかったことだし、最高の人生な気がしてる(そういえば「ジャニーズと私」みたいな文章を書き始めて途中で終わってるのを思い出した)。

ジャニーズとME:Iにハマって音楽番組をめちゃくちゃ見るようになったんだけど、8割ぐらい知ってる曲になってきた。半年前ぐらいまでミセスもろくにわからなくて母親に教えてもらってるレベルだったのに。しかもよくやってる昭和平成の曲とか昭和平成あるあるとかも、こんなのいらねえよと思いつつも全部ストライクゾーンでうっかり楽しめたりするので、完全に音楽番組無双状態になってる。いま一番聴いてるのはDa-iCEのI wonderだし(J-popのコアすぎる)。あととき宣がバカ売れして音楽番組に出てるのを見て、このブログのタイトルがとき宣だったことを思い出した。

そしてついに、誕生日の2日前にダンスを始めた。これもTBSの音楽の日のダンスバトルがめちゃくちゃよくて、始めるなら今しかないと思った。ずっとやりたいと思いつつなかなかできなかったんだけど、近所にLINEで予約できる無人スタジオが爆誕したので、ついに始めることができた。今日も2回目行ったんだけど、歴史的な第一歩を踏み出した感じがある。

この本を読みながら改めて自分の人生を振り返ると、未来は今よりもよくなる"可能性"がまだあるみたいなことをずっと考えてきた人生だった気がする。それがいちばん顕著なのが仕事で、就活の時、明確に将来やりたい仕事があって、でもその仕事はすぐにはできなかったので、将来その仕事ができる可能性がある道を選んだ。そこから15年近く経って、そのままの仕事ではないけど(そもそも今やってる仕事は15年前存在してない)、目標はほぼ達成できた気がしている。アイドルで言うと、TIFに出るとか、写真集出すとか、そういう感じの目標。なので、仕事に関しては結構全クリ感があって、これからどうしようと言う感じなのですが、仕事以外だとまだ可能性が残されている気がしてる。まだ結婚もしたことないし、もしかしたら海外に住む未来とかもあるかもしれないし。そういう未来の可能性がまだあるなと思ってるので、パーティは終わってないと思うのかもしれない。それこそ、このまま45歳とかになったら、人生に絶望して、パーティの終わりを実感するのかもしれないけど。

まあでも去年ジルラスト終わった後は完全にパーティが終わってたし、その後十六夜ポラリスに通うことでなんとか生きてたけど、その十六夜ポラリスも終わり、その後はME:Iのデビューがあってなんとか生きてたけど、そのME:Iもデビュー後はマジで音沙汰がなくなったので、ここ最近は本当に生きてる感じがしない感じがあった。

けど、ついにゆらねさんのじゅじゅ再始動が発表され、ももさんの新しいグループも決まったので、誕生日を迎えるこのタイミングでマジでパーティは始まるよという感じになっている。前厄本厄後厄もついに終わるし。

誕生日を祝いにたまごさんとたゆたみるが遊びに来てくれたんだけど、付き合いが長くて一緒の思い出がある人と遊ぶと、その人たちとの思い出の話をするだけでめちゃくちゃ楽しいっていうのを最近すごい感じる。自分が若手社員だったころとかは、会社のおじさんたちが一生昔の話ばっかりしてて、しかもその話何回するんだよ、とずっと思ってた。でも、最近はそうかあれはこういうことだったのかってめっちゃ思うし、それができるのはかなり幸せな人生なのではないかという気付きがあった。一緒にいる時間が長くなると、一緒の思い出がどんどん増えていくし、それを振り返るのもまた楽しくなって、これはもう永久機関やんけ、みたいなことをよく思う。ここ一年は昔よく会ってた人にまた会うようになるっていうのが多かったので、よりそう思うのかもしれない。

誕生日当日に直接祝ってもらえたし、インターネットの力によってお祝いもしてもらったので、自分が愛されてることを実感できた最高の誕生日だった。いい一年にします。