AM3:03

今日は昼に十六夜ポラリスを見に行って、朝桜ももさんと生誕のブログの話をしたので、生誕のブログを書こうと思います(遅)。

 

ももさんに生誕のブログ書いてって一生言われ続けてて、今日も言われて、そのたびに「書こうとは思ってるよ」って結婚を迫られた男みたいなことを言い続けてたんですけど()。ももさんと話してると、対談というか議論というか真剣10代しゃべり場(歳がバレる)みたいになることが多いんだけど、ここ最近の議題(アジェンダ)のひとつが、表現者は自分の表現物について語るべきかどうか、ということだった。よくアーティストの人が言う「受け取った人が感じてくれたもの、それがすべてだと思ってます」みたいなやつ。これについてももさんはママと議論したらしく、自分の生誕祭についてnoteに書くべきかどうかを悩んだらしい。それに対して、自分はどうなのかというと、これはもう完全に一から十まで全部知りたいし、本人が意図したものがすべてだと思ってる。これは、新世紀エヴァンゲリオンという作品をリアルタイムで見ていて、深読み()して自分に酔って見当外れなことを言う人をたくさん見てきたトラウマみたいなものなのかもしれない。だから自分が興味持ったものは、まずは制作者のインタビューとかをめちゃくちゃ探して読む。なので、ももさんの生誕祭もブログを読んでから、「あれはああだったのか~」みたいな感じで感想を書こうと思ってたのですが、そろそろ書かないと本当に忘れてしまいそうなので、今日書くことにしました(なんだこの言い訳みたいな文章は)。

 

まずはももさんに出会ったころのことから振り返りたいと思います(そこからですか?)。

 

seventeen.hatenadiary.org

 

初めて会った日のブログで「話してみていちばん印象が変わったのがももちゃんだった」って書いてるんだけど、まさかこんなに通うようになるとは、あの時は全然思ってなかった。なんか自分は第一印象で好き!ってなってそれから通うみたいなのが多かったんだけど、こうしてたくさん話してる間にどんどん好きになるのは初めての経験かもしれない。この日は、前はお花屋さんだったって聞いたのが本当に衝撃だった。当時は書いていいかわかんなかったから書かなかったけど。この前も誰かがツイートしてた「今でも私はお花屋さんとケーキ屋さんになりたいと思ってる」みたいなやつをももさんがいいねしてて(人のいいね欄を見てそれを堂々と言うんじゃないよ)、「アーシ(PCで書いてるので半角が出ない)は両方なれたワ♪」って思いながらいいねしてんのかなと思ってたんですけど(怖すぎ)。ももさんが花好きだから、自分も生活の中で気が付いたら花のことを意識するようになったなってすごい思う。この前も尾道行ったとき、いろんな花が咲いてて、ももさんなら花の名前がすぐわかったりしたのかなとか思った。

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その時撮った花。

 

ももさんと生誕のことを話し始めたのは、もういつだったか思い出せないぐらい早い時期で、その時から、「生誕のことを考えたらなつきになった」とか「生誕はなつきだから」みたいなことを言われていた。言われてたんだけど、自分は全然これがピンときてなくて、例えばソロで歌いそうな曲とかも、まああえて名前は出さないのですが、自分はあまり得意じゃなかったりしたので、これはどういうことなんだろうってずっと思ってた。そしたら、生誕のタイトルが発表されて、それが「AM3:03」だったので、さすがにアーシ(AM4:44さん)やん!となった。これでテンションが上がったなつきさんは、ゆらねさんに「朝桜ももさんがなつきさんのことが好き過ぎて生誕のタイトルAM3:03にしたんだけどどう思います?」って言ったら「自惚れ過ぎじゃない?」って言われて、ももさんに「ゆらねさんにももさんがなつき好き過ぎて生誕のタイトルAM3:03にしたって言ったら自惚れ過ぎじゃない?って言われた」って言ったら、ももさんに「生誕のタイトルはずっとこれにしようと思ってた」って言われたんで、やっぱり自惚れ過ぎだったみたいです()。

 

その他にも匂わせ(直接嗅がせ)みたいな話で言うと、ももさんに「キャベツ持ってきて」って言われたから下妻のなんかやんのか!?って思ったら結局やらなかったり(衣装が間に合わなかったらしい)、生誕前日にカルテットに関係あるのおとなの掟ぐらいしかなくない?みたいなこと言っても「そうなんだ~」みたいな感じで全然やらん空気出してきたからやらんねやと思ったらめちゃくちゃやったりとか、なんかずっとももさんに振り回された気がする数週間だった(当然振り回されるのは嫌いじゃないしむしろ好きです)。

 

なんかアイドルにとって最初の生誕祭って、バンドとかアーティストで言うとファーストアルバムみたいだなってももさんの生誕を見てすごい思った。これまで生きてきて、好きになったものとか、やりたかったこととか、すべてが凝縮されてて、だからこそ、ももさんの魅力がいちばん伝わるステージになったんじゃないかと思う。選曲とか出演者もそうだけど、開演までのSEとか、フライヤーとか、そういうところまでめちゃくちゃこだわってて、本当に現時点での朝桜もものすべてが表現されてた気がした。

 

ももさんと話したり、書いたことを読んだり、好きなものの話を聞いたり、ももさんについてのいろいろなことから察するに、これまで決して楽しいこととかうれしいことばっかりじゃなかったと思うんだけど、そういう経験をしたからこそ、好きになったものとか、出会ったものとか、抱いた感情みたいなのが絶対あっただろうし、そういうのが全部今回の生誕祭に繋がってたんだろうなと思います。ももさんと話してて「座右の銘みたいなのないの?」って聞かれて、自己紹介読み返したら「connecting the dotsって書いてたわ」って話をしたことがあったんだけど。

seventeen.hatenadiary.org

「どういう意味?」って聞かれて、「人生に無駄はない、みたいなこと」って言ったら「アーシじゃん!」って言ってたんだけど、ももさんの生誕祭見てると、ほんとにその通りだなと思った。

 

十六夜ポラリスでももさんだけ完全な未経験で、そのももさんが最後に生誕祭をやったっていうのも、すごい良かったなって思う。いつもみんなについてきてた末っ子が、堂々とステージに立ってる感じがすごいあった。ソロ曲もめちゃくちゃよかったし、黒の衣装が大人っぽくてすごい似合ってた。この前カルテット見返してたら、演奏するときすずめちゃんが黒の衣装着てて、あの時のももさんみたいだなと思った。そして、ソロもコラボもちろんぜんぶめちゃくちゃよかったんだけど、それでもやっぱり十六夜ポラリスのパフォーマンスが本当によくて泣いてしまった。それも、これまで未完成だったももさんが、完成に一歩近づいた瞬間だったからなんじゃないかと思う。

 

今後はももさんと会ったり話したりすることがきっと増える気がするので、これからも笑ったり怒られたり()しながら、なんかいい感じにやっていきたいです。